今回は、四角形ではなく少し変形した墓所の事例です。
着工前です。
赤いラインが境界線です。
前側が狭くなっていますので、いっそのことここは参道にしてしまおう、と。
こうなります。
道路からの入口にあたりますので、好都合です。
仕上げていきます。
完成です。
変形部分を、割り切って参道として仕様することで、違和感なく仕上がりました。
豪華な印象を受けますね(*^^*)
今回は、いきなり施工後の写真です。
というのも、施工前と何ら変化がないからです(笑)
では、何をしたのでしょう?
現場は東広島市の中心部にある神社。
近くに公園があり、多くの子どもたちが遊ぶこの場所なので、
安全性を高める補強を、と。
こちらです。
バラバラにします。
置いていただけなので、簡単に外れます。
それだけ、危険性があったということですね。
土台となっている石、柱の上下、上に乗る石、それぞれに穴をあけます。
そしてピンを打ち込みます。
こうすることで、簡単に倒れたりすることがなく、
安全性も高まりますね。
ビフォーアフターで見た目が変わらないので、
せめてクリーニングをしたい!という気持ちもありましたが、
そのままの方が、歴史というか風格というか、味わいというか。
お墓と違って、クリーニングにしない方がいい場合もありますね。